わが国の歯科の歴史

旧石器時代は、宗教行事や装飾などのために歯を削ったり歯を抜いたりする風習がありました。
軟かい食物を食べるようになった縄文中期以降は虫歯が増え、
弥生時代には縄文人以上に虫歯に苦しめられていたようです。

 

701年 大宝律令・養老律令・医疾令などに定められることで、歯科は「耳目口歯科」として確立
877年 歯が丈夫で長寿をお祝いする会である「尚歯会」が日本で初めて開催
984年 朝廷医の丹波康頼が現存する日本最古の医書『医心方』を編纂
1279年 日本初の歯科開業医のような人物として歯取唐人が『沙石集』の中に登場
室町時代末期から安土桃山時代に「口歯咽喉科」から「口歯科」になり、
さらに室町時代末期から江戸時代にかけて、
医学全般を修得した上で口中の治療や抜歯を行う「口中医」と
専門的に入れ歯だけを作る「口中入れ歯師」とに分かれました。
1660年 歯科開業医の祖と呼ばれる小野玄人が、わが国最初の総入れ歯を製作
1792年 和歌山藩に医学館創立。医学科目は十局に分け、瘡瘍科の中に口中科を配置
1840年 山口藩に医学所が藩校として開設。学科で独立して口中科を設けた唯一の医学所
1857年 西洋医学の『全體新論』が邦訳・出版。今までには全なかった新しい知識が満載
1860年 ウイリアム・クラーク・イーストレーキが横浜で歯科医院を開設
1874年 東京・京都・大阪の三府で「医術開業試験」を実施。
歯科ではなく、口中科の一専門医としての位置付け
1875年 わが国初の「歯科専門」の医術開業試験実施。合格者第一号は小幡英之助

1889年 わが国初の近代歯科学校である「高山歯科医学院」創立
1900〜1914年頃 現在の医科大学や国立大学の前身である歯科学科や学部開設が急増
戦前における歯科医の育成は専門学校では4〜5年制で医科大学では6年制で行われていましたが、
1946年に行われた学制改革で専門学校は新制の歯科大学として医科大学と同じ6年制になりました。

 

蕨・さくら歯科は安心です。